ヒトがいかに手を酷使しているか、再確認できるすてきなCMです。
手＝人間の生活である。
ぼくはこのCMを観て、自分の手が愛おしくなりました。
そもそも二足歩行で、両手が常に空いているというのは、生き物としてみると、とても目立った特徴ですよね。おまけに人間の手は、モノを触ったり掴んだりするだけではありません。
手で道具を持ってその道具の機能を活用したり、道具そのものを作っちゃったりします。
ましてや今はPCやスマホが日常的に使われる時代。手＝人間の生活といっても過言ではないでしょう。そんな手の機能を改めて感じさせる、そして労ってあげなきゃ、と思わせてくれるCMです。
オノマトペを使うことで、手の酷使具合がよく伝わってきます。BGMとカメラワークから、まるで私というロボットが出動しているかのような演出になっていますよね。手の行動は自分の行動であると、改めて理解できます。
手にとって、生活は戦場。自分が思っている以上に傷ついていたり、疲れているんですよね。オロナインでしっかり手をメンテナンスをすることを、たのしくユニークに表現し訴求しているCMです。
